favorite coffee

 僕が無類のコーヒー好きであることは知られているようであまり知られておらず、そのくせ実は味がほとんどわからないということも知られているようであまり知られていない。ライダーはとかくコーヒーを好む人種だというが、そんな僕にとってのコーヒーというものを考えてみても、煮詰まったものをリセットしてくれるものであったり、安穏とした時間をより豊穣にしてくれるものであったり、他の人とあまり大差はない。それでも僕はコーヒーを飲むためだけに、たまに一人でカフェまで四郎号を走らせることだってある。

 

 和歌山県の岩出市にあるFAVORITE COFFEEさんは、けっこう辺鄙なところにある(行けばわかる)にもかかわらず、どこでどう知られているのか常にお客さんでいっぱい。これなんぞはやっぱりネット社会の由縁かな。僕が行ったときはタイミングがよかったからかすぐカウンターに座れたけど、10分もしないうちに次々とお客さんがやってきて、席が空くのを待ってるような盛況ぶり。

 

 とりあえず僕は「本日のコーヒー」を頼んでしばし一服。お客さんでいっぱいなのに不思議と店内の雰囲気は落ち着いており、「本日のコーヒー」はちょっと酸っぱい感じで、これまたおいしい。今日の僕にとっての「本日のコーヒー」は、久しぶりの休みの一人の時間を豊かにしてくれるものであったようだ。

 

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