九州ツーリングだ!......ったの?ツーリング 1) 10/22 出発

 5月に会社の先輩と一緒にツーリングに行って以来、おとなしくナリを潜めていたbarちゃん。今回はつじこと一緒です。

 

つじこ 「テレビ見てたら、レポーターのカワイシュンイチがコシヒカリをめっちゃうまそうに食うてた!

bar 「は?」

つじこ 「コシヒカリ食いたい!!! 新潟の南魚沼市にある塩沢っていう宿場町に行くで!!!」
bar 「新潟ですか! ええなぁ」
つじこ 「その後は紅葉も目に眩しい奥志賀あたりを満喫!!!」
bar 「おお。群馬県境あたりですな! ラジャー!」
つじこ 「でも2日目はどないしよか」
bar 「んじゃ中山道を抜けて長野か岐阜あたりの妻籠やら馬籠やらどないよ?」
つじこ 「お。いいねぇ。そのあたり意外と弱いのよ」

 

 なんてことを言いながら予定していた「土日月」の2泊のツーリング。愛する奥様からの認可も下りて万難を排し、ようやくこぎつけたにもかかわらず、最重要課題である天気が、

 

土…大雨  日…雨  月…雨 ......orz

 

 出発リミットの間際まで連絡を取りつつ、雨雲の通過が予想以上にはやいことや、それでも北信越界隈は日曜まで雨が残ってしまうことを考慮し、急遽行き先を真反対の九州に設定(このあたり、二人に全くこだわり無し笑)。

 

 しかーし! 近畿道~山陽道を使って、関門海峡を渡って九州まで700Km以上......そんなん走ってられまへん! ヾ( ゚д゚)ノ゛ハァァァァァ・・・・・・・!

 

bar 「先生! 和歌山から徳島に渡るフェリーなんてのもありますが」
つじこ 「おぉ。それに決定!」

 

というわけで、我々は、ツーリングなのにいきなりフェリーに乗るべく、和歌山港に集合。

 

 1時40分出航の便に合わせて出たつもりが予想外の12時30分到着。いやね、ホントは途中で本屋さんがあったら「ツーリングマップル九州」を買おうと思って早目に家を出たのは確かですが、道のがらがらぶりと本屋さんが一軒もなかったというW想定外。1時過ぎにつじこも登場して手続きを済ませ、時間になったらおっちゃんの誘導に合わせて乗船。

 

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 客室(もちろん雑魚寝の2等)の一角に陣取ってようやくひと息。ここまでの道のりを簡単に報告しあってみた。

 

bar 「いや~、たぶんないやろなと思ってたんやけど、ほんまに本屋が一軒もないとは思ってなかったわい」
つじこ 「そんなん気にせんでええで」
bar 「なんでよ」
つじこ 「俺にはコレがあるから、だ・い・じ・ょ・う・ぶ♪」

 

 首をかしげるボクをしり目にポケットからやおら取り出したブツを手のひらに収めていじりだした。

 

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bar 「げ。スマホや」
つじこ 「イッシッシ……」 (´゚艸゚)∴プッ

 

 そう。知らんまにスマホにしてやがった! しかし、かく言うボクも一時はiPhone移行を目指し、iPodtouchを購入したユーザー(というかiPodにしてる時点で弱気)。スマホに興味がないわけでもない。

 

つじこ 「とりあえず徳島に渡ったら本屋を見つけるとしよや。当面はコレで凌げるやろ」

 

 徳島県民歴もあるつじこに徳島市内は任せるとして、気になるのは雨雲の動向。

 

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 というのも、直前まで北信越~木曽界隈を模索していただけに、果たして九州を目指すことにして正解だったのか?(フェリー乗ってもまだ未練がましい二人)と思ったら、とりあえず四国では徳島の山中でぎょーさん雲が出てることを確認! 事前にわかってりゃ準備のしようもあろうというものである。

 

 徳島港到着直前に台風並みの豪雨に見舞われるフェリーの甲板を呆然と見つめながらも完全防備の状態で上陸してみると、なんとかギリ小雨。

 

つじこ 「港から数分のところにある、イタリア~ンなお店があるから、そこでとりあえずメシ食うとこか」
bar 「さすがは元県民」

 

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 チェーン店みたいやけどけっこううまいイタリアン。隣のテーブルでは女子大生4人が何やらサークルか何かの話を楽しげにしちゃってる。そんな雰囲気の中、ピザとパスタをペロリとたいらげたボクたちはこれからの道のりに思いを馳せ、ちょっぴり憂鬱になったりしていた。そんな時に、

 

 

つじこ 「まぁ待て! ここは再び雨雲チェーック!」 o(`・д・´)ノ!!
bar 「お願いしますっ!」 (`・д・´)ゞ

 

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bar 「で、雨雲はどのようで?」
つじこ 「おっ
bar 「ま、まさか……もうすっかり無くなっているのでは?!」
つじこ 「いや、さっきと全く変わってないんやケド……」
bar 「ずこっ」
つじこ 「徳島の山中では、もう間違いなく豪雨ですな」
bar 「マジすか。でも、その『ケド』の後にはどのようなセリフが?」
つじこ 「新潟は雨雲が一切無くなっとる!」

 

 ヾ( ゚д゚)ノ゛ハァァァァァ・・・・・・・!

 

bar 「頼むから、もう新潟のお天気情報は言わんといてくれ!」

 

 こうなると唯一の心の拠りどころはインカムである。

 

つじこ 「とりあえずオレらにはインカムがある!! これでなんとか凌ごう!」 
bar オ゙━o(`・д・´)ノ━!!

 

 お店を出てからいそいそと二人してカッパを装着。徳島の山中で間違いなく遭遇するであろう豪雨のために完全防備で出発したボクたちは徳島市内の見事な渋滞をパスし、吉野川を渡ってICから徳島道へ。豪雨が待っているのは確実なのに高速に乗らねばならないというツラさ......。ここでふと思った。知らない方が幸せなのではないか?

 

bar 「おぉ。前見てみ。すげー雲......」
つじこ 「しゃーないですな。んじゃ昔を思い出して、しりとりでもしますか!」

 

 二人して「あ~るチヌ釣り研究会」をやっていた頃から、ヒマな時にはケツ出ししりとりというのは定番である。

 

bar 「して、お題は?」
つじこ 「では、『懐かしすぃ~芸能人』ってのはいかが?」
bar 「お。いいですな。では、どーぞ」
つじこ 「ピンクレディー。はい、『い』」
bar 「い、い、い、……井上順一!」
つじこ 「イケる……ち、ち、ち、ち……地井武男!」
bar 「おぉ。そういや最近TVではご無沙汰ですな。……お、お、お、お……岡部まり!」

 

 なんてやってたら、あっという間に辺りは暗くなり、んでもって徳島県三好あたりで予定通り豪雨。結局徳島ICから松山道の大洲ICまで、3時間ずーーーーーーーーーーーーーっとしりとりやってました。

 

 大洲ICから暗闇の中、やや陰鬱な雰囲気を感じつつ、道沿いにあった明屋書店を発見!

 

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 ってなわけで、念願のツーリングマップル購入&休憩。

 

bar 「あともうちょいやな~」
つじこ 「忘れてないやろな?」
bar 「何をや」
つじこ 「次はbarの番。『や』やで!」

 

 そうなのである。まだしりとりは続いているのであった。

 

 そこからはR197をひた走り、9時ちょうどに「スーパーホテル」という八幡浜市内のビジホに到着。ダブルベッドとロフトベッドが付いてる部屋で部屋代が1泊7980円。一人あたり約4000円! しかも朝食付きであ~る。豪華なのか貧相なのかさっぱりわからんまま、おそるおそる部屋に入ってみると……

 

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 まぁそれなりではあった。ビジホやから味気もなんにもないけど、そこはガマン。なにより清潔感はあってこの値段だもの。とりあえず知らない街を散策しつつ晩飯を食うために出発。

 

 晩の9時過ぎでホテル近くの商店街はこのありさま。

 

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つじこ 「う~む……。なんだか陰鬱なムードが満点ですな」
bar 「まさしく……」

 

 後になって調べてみると、かつての八幡浜は「四国のマンチェスター」と称されるほど産業が隆盛し、四国で一番最初に電燈がついたのも、愛媛県で一番最初に銀行が開業したのも、ここ八幡浜だったらしい。しかしながら、現在の年齢別人口分布で20歳前後が最も少ないところをみても、昭和45年から5年ごとの国勢調査で毎回2000~3000人ずつ人口を減らしているところをみても(→ソース)、地盤沈下の激しい典型的な地方都市のようだ。

 

 なんだか (´・ω・`)ショボーン な雰囲気で歩いていると、ふと目にとまった一軒のお店。

 

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つじこ 「いっとく?」
bar 「いっとこ!」

 

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 てな感じで入ってみると、おばちゃんが一人でやってる、テーブルが三つだけのこぢんまりとしたお店。メニューを見ても、「定食」といえるほどのものはなく、とりあえず八幡浜が町おこしでやってるっぽいちゃんぽんを注文。じゃこ天やらかまぼこが有名っぽい(お店がいっぱいあった)八幡浜らしく、練り物の多く入ったちゃんぽんを、「妖怪人間ベム」をTVで見ながら食って、ホテルに帰って今更ながら作戦会議。今のところ決まっているのは、「佐田岬にある三崎港から国道九四フェリーに乗って大分に渡ること」だけである。

 

 出た案は、

 

(1) やまなみから阿蘇をぐるっと回って八幡浜に戻ってきて1泊。その後は行きと同じルート。

 

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 →最もあり得るパターン。しかし3日目に今日と同じコース・ルートを通る徒労感は避けたい。

 

(2) やまなみから阿蘇、熊本へ抜けて1泊。その後は陸路(山陽道)で一気に。

 

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 →火曜から仕事なので3日目(月曜日)には余裕をもって帰りたいつじこが即却下(笑)

 

(3) 八幡浜から高知へ抜けて1泊。その後は室戸岬を経由して太平洋沿いに進む。

 

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 →九州に行くコンセプトが消滅しとる。おまけに室戸から徳島の経路が疲労感強烈。

 

(4) ここは一気に本州~四国の3本ルートを制覇!

 

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 →二人が最も通りたくない山陽道や第二神明を帰りに通ることになる。

 

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bar 「風呂に入ってる間に思いついたんやけどさ」
つじこ 「ほぉ。何よ」
bar 「阿蘇界隈まで走ってさー」
つじこ 「ほぅ」
bar 「その後に大分から大阪までフェリーってのは?」
つじこ 「なるほどな。ほな、スマホで予約してみよう」

 

 やおらスマホを取り出したつじこがぶつくさ言いながらも指先を駆使してみたものの、結局、

 

つじこ 「よーわからん」

 

 まぁいろいろと案は出たんやけど、とりあえず九州に渡ってから考えよう!(結局コレかいな) ってことになり、風呂に入って就寝! つじこの「不規則的爆裂いびき特集」をBGMに健やかに眠ったbarちゃんなのであった。

 

(つづく)

 

 

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1) 10/22 出発
2) 10/23 四郎号九州初上陸 前編
3) 10/23 四郎号九州初上陸 後編
4) おまけ編(10/24 あっという間に大阪)