飛騨ツーリング 5月17日の巻

 チョーがつくほど久々のツーリングは、会社の先輩と行くことに。日々バイクで通勤している先輩は、聞けばツーリングってやつにはほとんど行ったことがないのだそうだ。そんな先輩たっての希望である、「露天風呂入って、肉と蕎麦が食いたい」とのわがままにより、行先は飛騨に決定したのでアル。

 

 待ち合わせは西名阪道の香芝SA。朝7時。サブい!!! ここんところすっかりあったかくなった陽気を見越し、僕はなんとTシャツにメッシュジャケットという暴挙にでていたノダ。

 

bar 「サブいッスわ...」
先輩 「しゃーないな。コレ貸したるわ」

 

 

 と長袖ジャージの上着を拝借! これでとりあえずあとは太陽さえ出ればノープロブレム! である。

 

 そこからは西名阪~名阪国道~東名阪をバビューン!!!

 

 と言いたいところですが、なんのためかよーわからんかったんですが(工事?)車線規制をしてましてな。渋滞は最長12Km。ちょうど折も折、春の交通安全運動の真っ最中ということもあったんで、オトナシク車の列に埋もれてちんたら進んでたんです。

 

 そんな中、「災害派遣」というゼッケン(?)を付けた何台もの自衛隊のトラックやらが何十台もいてましてね。まだまだ東日本大震災の余波は続いてるんで、自分たちがこんなのんきにツーリングしてていいんだろうかと思わなくもなかったんですけど、せめて元気な日本になってもらうためにも経済活動は支えなくちゃ......と多少自分に都合のいいように考えることにしました。

 

 

 そんなこんなでなんとか東名阪の渋滞をやり過ごした僕たちはそのまま名古屋へ突入! 東名阪から名前を変更した名古屋第二環状線(名二環)に入り、その後名古屋高速16号一宮線を経由し、いったん名神を西へ。そこから東海北陸自動車道で各務原、関などを越えて、ようやく一つ目の目的地・郡上八幡に到着~!

 

 したのはよかったんですが、いかんせん頼みのボクの記憶は20数年前。その昔高速にはほとんど乗らなかった(金欠のため)ボクが、高速から下りてどこをどう走れば郡上八幡の町中に入れるかわかるわけがない(笑)

 

 

 ってなわけで、どこやらさっぱりわからんまま、見えたコンビニに入って早速情報収集。

 

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 さすがは観光地のコンビニ。予想通りちゃんと町中の地図をくれた上に、どうやって町中にいけばいいかを丁寧に教えてくれはりました。すごいぞ! サークルK郡上愛宕店のおばちゃん! ありがとう!

 

 そして目指すは観光案内所にもなっている、郡上八幡の旧町役場庁舎。

 

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 まず探さねばならんのは、バイクの駐輪場でアール。観光地化されるんだし、昨今の時代の流れもあるんやから、どっかにはバイクの駐輪場はあるハズ...と聞けば、安養寺というお寺だけはバイクの駐輪もできるとのことで、早速ボクたちはお寺へGO! おっちゃんに1台200円をお支払。

 

 バイクの置き場が見つかれば、時計はまさに12時前。お昼ドキである

 

先輩 「どっか、おススメのお店はありますか?」
おっちゃん 「何が食べたいん?」
先輩 「肉か蕎麦です」 ←(笑)
おっちゃん 「肉なら、ほれ、そこの道を左にず~っと行ってつきあたった右手にある泉坂さんか、左手にある新橋亭かなぁ」

 

 

 よっしゃ! とばかりに、まずは右手にあった泉坂さん。







































 

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(´・ω・`) (´・ω・`)

 

 

 んじゃ気を取り直して、新橋亭にしよう! そうそう、なんだか「新橋亭」って名前の方が旨そうな感じがしたんよね! と向かうと、

 

 















































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日ごろの行いですか?

 

 しょげててもしかたがないので、その新橋亭さんから数件先にあった「大八」さんの店先にあった「飛騨牛焼肉丼」の文字にすっかり魅了されてしまった先輩によって昼飯が決定~!♪ わぁ━━ヽ(●´∀`)○´∀`)ノ━━ぃ!!

 

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飛騨牛の焼肉丼1600円也

 

 普段1600円なんて値段で昼飯を食ったことのないボクであったので、値段だけでもうおなかいっぱい...(笑) あ、肉ももちろんサイコーでしたぞい! ついでに言うなら味噌汁の味噌もいかにも田舎味噌って感じでよさげでした!

 

 腹もできたところで、あとは郡上八幡の町を散策。

 

 

 ぶ~らぶ~らと歩いていると、「宗祇水」の提灯が石畳の道の上に飾られてたんで、行ってみることに。

 

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 「宗祇水」は、室町時代の連歌師としても、松尾芭蕉がその著書『奥の細道』で挙げた尊敬する4人の古人のうちの一人としても有名な飯尾宗祇が、ここ郡上八幡に庵を構え、この水を愛飲していたことに由来するのだ。(このくらいは一応覚えてた)

 

 でもこの宗祇水の水の清冽さもさることながら、ここに続いてくる石畳の道や、すぐそばを流れる川のせせらぎも含めて、すべての空間そのものを味わうくらいの方がいいのかもしれんなぁ......

 

 なんてことを若い時分に来たころにはこれっぽっちも考えつかなかったんですが、今回はミョーにそんなことを考えたりしておりましたデス。

 

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 そこからはしばし郡上八幡の町を散策。鍛冶屋町や職人町といった名前の通りが表しているとおり、江戸時代の城下町として発展した、歴史のある町でありんす。

 

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ボクたちが話題にしたのは「こういうところで生活する大変さ」でした

 

 歩いてると暑さ全開~ (;´Д`A `` 汗だくになりながらもバイクに戻り、次なる目的地へと向かうことにした。

 

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 郡上八幡から次の目的地・高山へは、ここまで乗ってきた東海北陸自動車道があるからあっという間に着いちゃうのであるが、ここはボクの強い意見により、R472~R257~R158のした道で行くことに。というのも、ツーリングマップルにも「快走路」マークが付いてたし、なんといっても「せせらぎ街道」なんて名前も付いてるみたいなことを書いていたからなのでア~ル。

 

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 とにかく前にも後ろにも車が一台もいないという、チョー快走路~!!!!! 。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚イィ! 周りはこれから芽吹くであろう白樺の林と、時折見える桜と、そして藤の房がいかにも 「初夏なノダ!!!!」 な感じがまたサイコー!!!! な2時間あまりでしたぞよ。

 

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視界が開けてくるとまもなく高山。ほんまに天気がいい!!!

 

 金色の得体不明などでかい建物に軽くビビりながら高山に入ったボクたちはとりあえず駅前にあった観光案内所に紹介された、飛騨高山旅館ホテル協同組合の宿泊案内所へ。

 

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 というのも先輩は普段からきっちりしてる人なんで、今回のツーリングでも走るルートから泊るところまでぜ~んぶ決めたがってたんですが、いかんせん相方がこのボク。キョーレツに「行き当たりばったり」を主張していたこともあり、まだ泊るところが決まってなかったんですな。先輩がどーしても譲らない今回のツーリングの3大テーマである、「露天風呂、肉、蕎麦」のうちの一つである露天風呂付きの宿を数件、宿泊案内所のおっちゃんセレクトから、『高山桜庵(おうあん)』をチョイス。いきなりおっちゃんに頼んだわりには、ずいぶんと立派で、んでもって値段も8000円台とリーズナブル♪

 

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 「和」をテーマにしたホテルってことで、館内は全フロア土足禁止。それもそのはず。館内はほとんど畳敷きになっているのである。それでいて、と~っても清潔感満載。靴はおろか靴下もキライなボクとしては大歓迎のお宿でございました。

 

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部屋から見える(たぶん)乗鞍、(たぶん)奥穂高の連峰。これだけでも価値アリ

 

 しばし部屋で一服の後、とりあえず飛騨高山の町をサクッとぶらぶらすることに。

 

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郡上八幡同様、と~っても歴史感溢れる町並みの下三之町界隈。

平日だっつーのにすげー観光客。土日の混雑ぶりが想像できる

 

 市街地の中心部を南北に流れる宮川の東側が「古い町並み」としてあり、東西に走る国分寺通り(R158)を挟んで北側に上一之町~上三之町、南側に下一之町~下三之町があるわけですが、お店も多く、すなわち観光客もわんさかいるのは下三之町ですな。さるぼぼ人形や醸造元、お菓子屋や最近流行のカフェなんぞを冷やかしながら、ボクたちは観光地気分を満喫♪したノダ。

 

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自販機もちゃんと高山仕様

 

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観光客も来ない路地を抜けてみる

 

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どこをどー行ったのかさっぱりわからんが高山陣屋跡に出る

 

 しばし1時間半ほどぶらぶらしたボクたちはいったんホテルに戻って展望露天風呂に入ることに。

 

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道に観光案内のタイル。2~3時間うろうろするにはちょうどいい感じの町の大きさだった

 

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 展望風呂からも部屋と同じく(たぶん)乗鞍岳や(たぶん)奥穂高岳を優雅に眺めながらぐだぐだと1時間近くも湯につかり、さっぱりしたところで晩飯へとすっかり暮れようとしている高山の町へ再びGO!!!

 

 実は晩飯のお店も先輩はちゃんと目星をつけてはいたようだったのだが、ボクの性格が徐々にわかってきたのか、特に無理強いすることなく、お前の行きたいところでいいよ......ってんで、『本郷』っていう創作料理店をbarちゃんセレクト!

 

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 ところがどっこいこのお店がまたひじょーにわかりにくい!!! 幟を出すわけでもなく、大きく看板を出すわけでもなく、ほんまに気づかずにスルーしてしまい、ぼちぼちヤバいと気づいたボクがたまたま外に出ていたおばあちゃんに尋ねてようやく探し出したのでひた。でもお店のお姉さんたちはとてもよく気づくし、料理はと~ってもおいしく、酒もぐいぐいすすんでしまい、それでも二人で1諭吉もいかずにお財布にも優しい。確実におススメです。

 

 あとは二人とも千鳥足。まだ9時なのにすっかり寝静まった町中をホテルまでちんたら帰還。先輩にいたっては、

 

先輩 「も、もう......ダ、ダメ......だ......がくっ」

 

 という言葉を遺し、お亡くなりに…ちごた、9時半にはご就寝。僕は11時ころまではTVを見たりしてぼーっとしてましたが、その後の記憶は一切なし。気づけば2日目の朝を迎えていたのであ~る。

 

(つづく)

 

 

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1) 5月17日 郡上八幡~せせらぎ街道~飛騨高山
2) 5月18日 飛騨高山~R158~白川郷